カウンセラーBlog

HSPさん。繊細さは、あなたを守る素晴らしい力。人間関係の疲れを手放す「心の境界線」の引き方

星乃心理サロンの星乃なほみです。
HSPである私の体験も踏まえて、人付き合いがラクになるヒントをお届けします。

春の訪れとともに、心がソワソワしていませんか?
​春になり暖かくなって、人に会う機会も増えてくる季節ですね。
学校、会社、新しいグループ……。

楽しみな反面、「あ、また少し無理してるかも」と感じている方も多いのではないでしょうか。

​「一つの出来事から受け取る情報が多く、脳がフル回転」
「光、音、におい……五感の刺激をダイレクトに受けてしまう」
「他人の感情を自分のことのように感じて、境界線が曖昧になる」

​そんなHSP(Highly Sensitive Person)という言葉を知った時、「この感覚は私だけじゃなかったんだ」とホッとしたことを今でも覚えています。

​「繊細なのは、いけないこと」だと思っていました。

​小さな頃から、母にこんな風に言われてきました。

​「この子は敏感なのよね」
​「そんな小さなこと、誰も気にしてないわよ」
​「くよくよしなくても大丈夫」

​そんな言葉を受け取るうちに、私は「繊細で敏感なことは、ネガティブで良くないこと」
だと思い込んでしまったのです。

​以前の私は、帰宅すると「どっと疲れる」のが当たり前でした。

「あの一言、言わなきゃ良かったかな?」

「あの人、浮かない顔をしていたけれど、私のせい?」

​無意識に相手の不機嫌や場の空気を察知して、囚われてしまう……。

「なんでこんなに疲れちゃうんだろう。こんな自分、嫌いだな」と、自分を責める日々でした。

心理学で変わった「人付き合いがラクになる5つのヒント」

​そんな私でしたが、心理学の学びを深めるにつれ、物事の捉え方がガラリと変わりました。

今、人間関係で疲れているあなたへ。心を軽くする5つのヒントをお届けします。

① たくさんの役割を引き受けない
盛り上げ役にならなくてもいい。気を遣いすぎなくてもいい。
「今日はただそこに存在しているだけでいい」と、自分に許可を出してみませんか?

② 「自分だけの心の安全基地」をこまめに作る
情報が多すぎて疲れた時は、そっとその場を離れてみましょう。
洗面所で目を閉じたり、飲み物を飲みに行ったり。少しの間、意識を「自分の呼吸」だけに向けてみてください。

③ 「真ん中」の席は避けてみる
視線や会話の刺激が多い真ん中は、脳の処理が追いつかなくなります。
壁際や端っこの席を選ぶだけで、入ってくる情報は半分になり、精神的な負担がグッと減ります。

④ 「相手の感情」と「自分の感情」に線を引く
相手が不機嫌なのは、相手の問題です。あなたの責任ではありません。
「これは私の仕事(守備範囲)ではない」と心の中で唱えて、境界線を意識しましょう。

​⑤ 「100点の自分」を目指さない
完璧主義になりがちなHSPさん。いつも目指す「半分」の自分で十分です。
全員に好かれなくて大丈夫。意識的にハードルを下げて、自分を緩めてあげてください。

最後に〜他者優先から「自分優先」へ

​いつも相手の気持ちを優先し、本音を抑え込んでしまうあなたへ。

​「自分は本当はどうしたい?」
その問いを、大切にしてください。

​気にしすぎてしまうのは、あなたが「人の感情を深く感じ取れる、素晴らしい優しさ」を持っている証拠です。

その優しさを、ほんの少しずつ、自分自身にも向けてあげてくださいね。

​かつては自分の気質が嫌いだった私も、今はそれを受け入れ、個性を生かすことで、ゆったりと幸せな毎日を過ごせるようになりました。

✦​星乃心理サロンからのお知らせ

当サロンでは、HSPの方や、夫婦問題、不登校、親の介護などでお悩みの方に、心理療法を用いた丁寧なカウンセリングを行っています。
また、自分を癒やし、人を支える「カウンセラー講座」も開催中です。
一人で抱え込まず、まずはお気軽にご相談くださいね。

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