カウンセラーBlog

自分からストロークを届ける生き方|布施とマインドフルネスが教えてくれること

布施(ふせ)とストローク
“自分からやさしさを差し出す”ことで、心は自然と満たされていく

コミュニティで、
新しい人が入ってきても反応がない
そんな光景を目にすることがあります。

誰も悪くありません。
ただ、今の時代は
「自分から動くのが少し怖い」
という人が増えているだけです。

でも、心理学にはこんな考えがあります。

“ストローク(心のタッチ)を自分から与えると、
やがて自分にも返ってくる”

そしてこれは、仏教の「布施(ふせ)」という言葉とも深くつながっています。

布施(ふせ)とは、“見返りを求めずに差し出すこと”

布施とは、
お金を施すことだけではありません。

・あいさつをする
・返信をする
・「ようこそ」と声をかける
・ありがとうを伝える
・相手を歓迎する

こうした 形のないやさしさ も、すべて布施です。

そして布施には、こんな考えがあります。

“やさしさを差し出す人のところには、
自然とやさしさが返ってくる”

これは「ギブ・アンド・テイク」ではなく、
ギブ・アンド・ギフト(自然に返ってくる) の世界です。

ストロークを自分から与えると、自己肯定感が育つ

心理学でいうストロークとは、
相手の存在を認める“心のタッチ” のこと。

・「こんにちは」
・「よろしくお願いします」
・「入ってくれて嬉しいです」

たったこれだけでも、
相手にとっては大きなストロークになります。

そして不思議なことに、
自分からストロークを与えた人は、
自分自身の肯定感も高まりやすい のです。

なぜなら、

・自分は誰かにやさしさを届けられる
・自分は誰かの役に立てる
・自分は関係性をつくれる

という“自己効力感”が育つからです。

距離を置くのではなく、距離を“つくる”

人間関係が苦手なとき、
距離を置きたくなることがあります。

でも、距離は「置く」ものではなく、
自分から“つくる”もの でもあります。

その最初の一歩が、
小さなストロークです。

・ひとことのあいさつ
・ちょっとした反応
・ささやかな歓迎の言葉

これだけで、
人との距離は自然とやわらかく縮まっていきます。

布施とストロークは、マインドフルネスにもつながっている

マインドフルネスでは、
“今この瞬間の自分の行動に気づく”
という姿勢を大切にします。

ストロークを与えるという行為は、
まさに “今ここで、自分ができる小さなやさしさを選ぶ” という行動。

布施の心と同じく、
やさしさは強制ではなく、
自然に生まれるものです。

ちょっとしたことでも、自分の普段取りがちな行動を変えることって勇気のいることかもしれません。
しかし、ちょっとした行動を意識的に変えていくことが、未来の着地点を変えることに繋がることでしょう。

やさしいカウンセリング案内所より
マインドフルネスのレクチャーも行っています

青山カウンセリングルームでは、
カウンセリング、ヒプノセラピーに加えて、マインドフルネスのレクチャーも行っています。

・人との距離感が難しい
・自分から動くのが怖い
・自己肯定感を育てたい
・小さなストロークを自然に出せるようになりたい

そんな方に、
マインドフルネスはやさしい助けになります。

今日、あなたが差し出した小さなストロークが、静かに返ってくる日が訪れますように。

大野良実の
青山カウンセリングルームのご案内ページはこちら

関連記事

PAGE TOP