青山カウンセリングルームの大野良実です。
4月は“人前で話す機会”が増える季節ですね。
4月は新しい環境が始まる方も多い時期です。
学校、仕事、地域の集まりなど、初対面の人の前で挨拶をする機会も増えます。
そんな時に多いのが、
「緊張をなんとかしたい…」
というお悩みです。
実は、緊張しやすい方にはいくつか共通の“心のクセ”があります。
緊張しやすい人に共通する“心のクセ”
緊張しやすい方には、こんな傾向がよく見られます。
- 「緊張したらどうしよう」と考える
- 「緊張しないようにしなきゃ」と自分に言い聞かせる
- 過去の緊張した場面を思い返してしまう
こうした思考が続くと、
脳は“緊張”というテーマに意識を向け続けてしまうため、
さらに緊張が強くなってしまいます。
緊張の裏側には“思い込み”が隠れていることもあります
「緊張したらどうしよう」と不安になる時、
その奥には無意識の思い込み(ビリーフ)が潜んでいることがあります。
たとえば、
- 緊張したら評価されない
→「認められたい」「失敗したくない」という気持ちが強い - 緊張したら恥ずかしい
→「完璧でいなきゃ」「迷惑をかけたくない」という思いがある - 声が震えたら終わりだ
→「弱さを見せてはいけない」という思い込みがある - うまく話せないと嫌われる
→「人に合わせなきゃ」「好かれなきゃ」という不安がある
こうした思い込みは、これまでの経験の中で自然に身についた“心のクセ”です。
そして、この思い込みが強いほど、緊張も強くなりやすくなります。
心と身体はつながっています
目を閉じて、少し想像してみてください。
「〇〇を想像しないようにしよう」
そう思えば思うほど、逆にそのイメージが浮かんできませんか。
考えないようにするほど、意識はそこに向かってしまう。
これは誰にでも起こる自然な心の働きです。
“緊張しないように”ではなく、“どうありたいか”に意識を向ける
だからこそ、
ありたい状態をイメージすることが大切です。
- リラックスして話している自分
- のびのびと声が出ている自分
- 落ち着いて笑顔で話している自分
こうした“できている状態”をイメージすると、身体はそのイメージに合わせて反応し始めます。
心と身体はつながっているので、イメージが変わると、身体の反応も変わるのです。
NLPには“一瞬で望ましい状態に切り替える”方法もあります
ラグビーの五郎丸選手のルーティンが話題になったことがありますよね。
あれは、いわゆる“パブロフの犬”の仕組みを応用したものです。
NLPでは、
「望ましい状態(リラックス・落ち着きなど)を一瞬で呼び出す」
ためのテクニックがあります。
また、過去の失敗体験が強く残っている場合は、その記憶の扱い方を変えるワーク(トラウマの対処)も可能です。
緊張は“性格”ではなく、整えられる“心のクセ”です
緊張しやすいのは、弱さでも性格でもありません。
ただ、
“緊張に意識が向きやすい心のクセ”
があるだけです。
そのクセは、
・イメージの使い方
・思考の向け方
・身体の反応の扱い方
を整えることで、誰でも変えていくことができます。
春からの新しいスタートが、少しでも軽く、心地よくなりますように。
✦青山カウンセリングルームからのお知らせ
青山カウンセリングルームでは、緊張の対処に特化したプログラムや、ヒプノセラピーを使ったイメージトレーニングも行っています。
ちょっとした“心の向け方”や“イメージの扱い方”が変わるだけで、人前での緊張がガラリと軽くなる方もいます。
気になる方は、どうぞお気軽に覗いてみてください。
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