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懐かしい再会が勧誘に変わるとき|心が感じるさみしさについて

心が感じる“さみしさ”の正体

青山カウンセリングルーム大野良実です。
今回は、最近時に感じた気持ちからのブログです。

ゴールデンウィーク。
懐かしい仲間と会う機会が増える季節ですね。

先日、カフェで仕事をしていたときのことです。
隣の席から、楽しそうな声が聞こえてきました。

どうやら、久しぶりに会った同級生3人組のようでした。
昔話で盛り上がり、笑い声があふれていて、
その空気だけでこちらまで温かくなるような時間でした。

ところが
話の流れが、急に変わりました。

2人が、1人の友人に
宗教の勧誘 を始めたのです。

「病気も拝めば治るよ」
「あなたも入ったほうがいいよ….」

誘われている方は、明らかに浮かない様子。
関心がないのに、断りづらい空気。

その様子を見て、
私は胸がぎゅっと締めつけられるような
さみしさ を感じました。

私自身も、同じ経験をしたことがあります

かなり久しぶりの友人から、会食のつもりが
ネットワークビジネスの勧誘を受けたことがあります。

「久々に会えて嬉しいな」
と思っていた気持ちが、
一瞬でしぼんでしまったのを覚えています。

そのとき感じたのは、
怒りでも拒否感でもなく、
ただただ “さみしさ” でした。

心が感じる“さみしさ”の正体

それは「関係の目的のズレ」

心理学的に見ると、
このさみしさは “関係の目的のズレ” から生まれます。

・ 私は「再会」を目的にしていた
・ 相手は「勧誘」を目的にしていた

このズレが、
心に静かなショックを与えるのです。

「利用されたように感じる」のは自然な反応

勧誘そのものが悪いわけではありません。
信じているものを伝えたい気持ちも、
ビジネスを広げたい気持ちも、
その人にとっては“肯定的な意図”があります。

でも

「あなたに会いたかった」ではなく
「あなたを勧誘したかった」

と感じてしまうと、
人は深い孤独を覚えます。

これは、
自分という存在が“目的のための手段”にされたように感じる痛み
です。

勧誘された側の心の中では、こんなことが起きている

・期待していた再会が壊れた
・自分の気持ちは大切にされていない
・断るのが怖い
・でも受け入れたくない
・この場にいたくない
・でも関係を壊したくない

この“心の板挟み”が、
とてもつらいのです。

心理学的には「境界線(バウンダリー)」の問題

勧誘が悪いのではなく、
相手の境界線を尊重しない勧誘 が問題になります。

・相手の自由
・相手の価値観
・相手の選択
・相手のペース

これらを無視してしまうと、
関係は一気に“安全ではない場所”になります。

だからこそ、人は「安心できる関係」を求める

人は誰でも、
「目的のために使われない関係」 を求めています。

・会いたいから会う
・話したいから話す
・相手を大切にしたいから時間を使う

そんな関係は、
心をあたたかくし、
人を強くします。

まとめ

懐かしい再会が勧誘に変わってしまうとき、
心が感じる“さみしさ”はとても自然なものです。

それは、
「私はあなたにとって大切な存在でありたかった」
という、人として当たり前の願いが傷ついた瞬間。

その痛みを否定する必要はありません。

やさしいカウンセリング案内所より

・人間関係でさみしさを感じる
・境界線がうまく引けない
・断れずに苦しくなる
・人に利用されているように感じる

そんな方に、
カウンセリングやヒプノセラピーはやさしい助けになります。

あなたの心が、安心できる関係に出会えますように。

大野良実のカウンセリング、ヒプノセラピーは
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